iPhone 18 Proと17 Proの違い
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iPhone 18 Proが出て、iPhone 17 Proは1世代前のモデルになりました。 「17 Proから買い替える意味はあるのか」「安くなった17 Proで十分なのか」を考えるために、Appleが公開している技術仕様で2機種を比べます。
仕様の上で違うのは、主に次の5つです。
- チップ(A20 Pro と A19 Pro)
- メインカメラの絞り(18 Proは可変絞り)
- 有線の急速充電の条件(必要なアダプタと時間)
- 電池の持ち(Appleが公表するビデオ再生時間)
- 重量と、選べる容量(Pro同士では18 Proだけ2TBを選べる)
一方で、画面サイズ、望遠カメラと超広角カメラの画素数・焦点距離・絞り値、前面カメラの画素数・絞り値、SIMの構成、ワイヤレス充電の最大W数、耐水・防塵の等級、USB-Cの規格は同じです。ただしカメラは、数値が同じでも仕様表に並ぶ機能の記載が18 Pro側で一部増えています(あとで詳しく書きます)。
この記事では価格を扱いません。販売価格は時期や販売店で変わるためです(価格の考え方は発売時価格と現在価格の違いを参照してください)。
違いの早見表
iPhone 18 Pro と iPhone 17 Pro
| 項目 | iPhone 18 Pro | iPhone 17 Pro |
|---|---|---|
| チップ | A20 Pro | A19 Pro |
| メインカメラ | 48MP、可変絞り(ƒ/1.48・ƒ/1.8・ƒ/2.8・ƒ/4.0) | 48MP、ƒ/1.78 |
| 有線の急速充電 | 約15分で最大50%(可変電圧供給に対応した60W以上のアダプタ) | 20分で最大50%(40W以上のアダプタ) |
| ビデオ再生 | 最大36時間 | 最大33時間 |
| ビデオ再生(ストリーミング) | 最大33時間 | 最大30時間 |
| 重量 | 211g | 206g |
| 容量 | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB |
| シネマティックモード | 最大4K、60fps | 最大4K、30fps |
iPhone 18 Pro Max と iPhone 17 Pro Max
| 項目 | iPhone 18 Pro Max | iPhone 17 Pro Max |
|---|---|---|
| チップ | A20 Pro | A19 Pro |
| メインカメラ | 48MP、可変絞り(ƒ/1.48・ƒ/1.8・ƒ/2.8・ƒ/4.0) | 48MP、ƒ/1.78 |
| 有線の急速充電 | 約15分で最大50%(可変電圧供給に対応した60W以上のアダプタ) | 20分で最大50%(40W以上のアダプタ) |
| ビデオ再生 | 最大45時間 | 最大39時間 |
| ビデオ再生(ストリーミング) | 最大40時間 | 最大35時間 |
| 重量 | 249g | 233g |
| 容量 | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB | 256GB / 512GB / 1TB / 2TB |
| シネマティックモード | 最大4K、60fps | 最大4K、30fps |
(Appleの公式仕様。2026年10月29日に確認。出典は記事末尾に記載しています)
Pro Maxは、両世代とも2TBを選べます。容量の上限が違うのは、Pro同士の比較だけです。
変わったところと、それが効く人
チップ:A20 Pro と A19 Pro
iPhone 18 ProはA20 Pro、iPhone 17 ProはA19 Proです。 Appleの技術仕様には、処理速度が何%上がったかといった数値は書かれていません。 この記事では、体感の差を推測で書くことはしません。チップの名前の読み方はスマホのSoC(チップ)の見方で解説しています。
メインカメラ:可変絞りがあるかどうか
いちばん分かりやすい違いは、メインカメラの絞りです。
- iPhone 18 Pro:可変絞り。技術仕様には ƒ/1.48、ƒ/1.8、ƒ/2.8、ƒ/4.0 の4つの値が書かれています
- iPhone 17 Pro:ƒ/1.78 の1つだけです
18 Proのいちばん小さい値(ƒ/1.48)は、17 Proの ƒ/1.78 より小さい数字です。 F値が小さいほどレンズが明るいという基本はスマホカメラの画素数・センサー・望遠倍率の見方にまとめています。
可変絞りで実際にどんな写真が撮れるかは、Appleの仕様表からは分かりません。メインカメラで撮る機会が多く、絞りを変えて撮りたい人にとっての違い、と考えるのが無難です。
充電:速く充電するためのアダプタの条件が違う
有線の急速充電について、Appleはアダプタの条件と時間で説明しています。
| 機種 | Appleが挙げているアダプタの条件 | 時間の目安(Apple公表) |
|---|---|---|
| iPhone 18 Pro / Pro Max | 別売りの可変電圧供給および60W以上対応のアダプタとUSB-C充電ケーブル | 約15分で最大50%充電 |
| iPhone 17 Pro / Pro Max | 別売りの40Wアダプタまたはそれ以上のアダプタとUSB-C充電ケーブル | 20分で最大50%充電 |
ここで気をつけたいのは、18 Proの「約15分で最大50%」には「可変電圧供給に対応している」ことと「60W以上」であることの両方が条件として書かれている点です。W数が60W以上あるだけでは、この条件を満たすとは限りません。手持ちの充電器がどちらかを満たさない場合、Appleが案内するこの充電時間と同じ結果を期待できるとは限りません。 買い替えと一緒に充電器を見直すかどうかを考えておくと、期待とのずれが減ります。
なお、これは「iPhone本体が60Wで充電される」という意味ではありません。 Appleは本体が受け取れる最大のW数を公表していません。W数の読み方はスマホの急速充電W数の見方で解説しています。
MagSafe充電器を使う場合の条件も少し違います。
| 機種 | Appleが挙げている条件 | 時間の目安(Apple公表) |
|---|---|---|
| iPhone 18 Pro / Pro Max | 別売りの35W以上のアダプタと別売りのMagSafe充電器 | 30分で最大50%充電 |
| iPhone 17 Pro / Pro Max | 別売りの30Wアダプタまたはそれ以上のアダプタと別売りのMagSafe充電器 | 30分で最大50%充電 |
電池の持ち:Appleが公表する再生時間
Appleは電池の容量(mAh)を公表しておらず、代わりにビデオ再生時間などを示しています。
- iPhone 18 Pro:ビデオ再生 最大36時間(17 Proは最大33時間)
- iPhone 18 Pro Max:ビデオ再生 最大45時間(17 Pro Maxは最大39時間)
これらはAppleの条件で測った数値で、使い方によって変わります。それでも、Appleが公表しているビデオ再生時間の数値の差として見ることはできます。 差が大きいのはPro Maxのほうです。
重量と容量
重量は、18 Proが17 Proより5g、18 Pro Maxが17 Pro Maxより16g重くなっています。
容量は、Pro同士で2TBを選べるのは18 Proだけです。17 Proは1TBまでです。 Pro Maxは両世代とも2TBまで選べます。動画をたくさん本体に保存したい人は、この差が判断材料になります。
ビデオ:シネマティックモードのフレームレート
技術仕様では、シネマティックモードが、18 Proは「最大4Kドルビービジョン、60fps」、17 Proは「最大4Kドルビービジョン、30fps」と書かれています。
通常のビデオ撮影の最大解像度は、4機種とも4Kです。どちらの世代も、4Kで最大120fps(Fusionメイン)の記載があります。 違うのはシネマティックモードのフレームレートです。
変わっていないところ
次の項目は、Appleの技術仕様で両世代とも同じ数値です。カメラは数値が同じでも、仕様表に並ぶ機能の記載が一部違います(表の下の ※2 に書きます)。
| 項目 | 18 Pro / 17 Pro(Pro Maxも同じ構成) |
|---|---|
| 画面サイズ | Pro 6.3インチ、Pro Max 6.9インチ |
| 望遠カメラの画素数・焦点距離・絞り値 | 48MP、100mm(4倍)、ƒ/2.8。200mmでの8倍の撮影にも対応 ※1・※2 |
| 超広角カメラの画素数・焦点距離・絞り値 | 48MP、13mm、ƒ/2.2(視野角120°)※2 |
| 前面カメラの画素数・絞り値 | 18MPセンターフレームカメラ、ƒ/1.9 ※2 |
| ワイヤレス充電 | MagSafe・Qi2とも最大25W |
| SIM | デュアルeSIM(物理的なSIMカードには非対応) |
| 耐水・防塵 | IP68等級(最大水深6メートルで最大30分間) |
| USB-C | USB 3(最大10Gb/s) |
| ビデオ撮影の最大解像度 | 4K(最大120fps、Fusionメイン) |
| 写真のデジタルズーム | 最大40倍 |
※1 8倍の呼び方はAppleのページで表記が分かれています。iPhone 18 Proと17 Proのページは 「12MPの光学品質8倍望遠での撮影時:200mm」、iPhone 17 Pro Maxのページは 「12MPの光学8倍望遠での撮影時:200mm」と書かれており、17 Pro Maxでは「品質」が入りません。この表では、3つのページに共通する「200mmでの8倍」だけを書いています。 倍率の種類の違いは光学倍率・光学相当倍率・デジタルズームの違いで解説しています。
※2 画素数・焦点距離・絞り値は同じですが、仕様表に並ぶ機能の記載は一部違います。背面カメラでは、iPhone 18 Proのページが超広角と望遠に「超高解像度の写真(24MPと48MP)に対応」と書いているのに対し、iPhone 17 Pro / 17 Pro Maxのページは超広角が「超高解像度の写真(48MP)」で、望遠にはこの記載がありません(メインカメラは両世代とも「24MPと48MP」です)。
前面カメラは両世代とも18MP・ƒ/1.9ですが、18 Proのページには「シャッタースピード、ホワイトバランス、ヒストグラム表示などのプロレベルのコントロール」「ビデオのシネマティックモードエフェクト」「改良された低照度ビデオ(1080p)」など、17 Pro / 17 Pro Maxのページには載っていない項目が並びます。
これらは2026年10月30日に各公式ページで確認した記載の違いです。参照先は18 Proがapple.comの仕様ページ、17 Pro / 17 Pro Maxがサポートの技術仕様ページで、ページの種類が違うと書き方も変わることがあるため、機能そのものの有無までは断定していません。
動画のデジタルズームは世代で違い、18 Proは最大24倍、17 Proは最大15倍と書かれています。 写真の最大40倍とは別の項目です。
望遠を重視して買い替えを考えている人は注意が必要です。望遠カメラの画素数・焦点距離・絞り値は、仕様表の上では同じです。
また、どちらもSIMカードを挿せないeSIM専用のモデルです。物理SIMのiPhoneから乗り換える場合は、先に今の回線がeSIMで使えるかを確認してください(eSIMとは?対応スマホを見るときの基本)。
どちらを選ぶかを決めるための判断材料
仕様の違いは上のとおりです。ここからは、どの違いが自分に関係するかを確かめるための見方を整理します。どちらが良いかは、何に価値を感じるかで変わります。
iPhone 17 Proを持っている人
18 Proへの買い替えを考えるとき、仕様の上で特に注目したいのは次の4点です。 チップや重量にも差はありますが、それらは前の章で扱いました。
- メインカメラの可変絞り(絞りを変えて撮れる)
- 有線の急速充電の条件と時間(可変電圧供給対応の60W以上で約15分で最大50%)
- ビデオ再生時間(Proで3時間、Pro Maxで6時間の差)
- 2TBの選択肢(Pro同士のみ)
画面サイズ、望遠・超広角・前面カメラの画素数や絞り値、SIMの構成は変わりません(カメラの機能の記載には、前の章の ※2 のような違いがあります)。この4点のどれかを自分が使うかどうかが、判断の中心になります。 たとえばメインカメラで絞りを変えて撮る機会があるか、動画を本体に長時間保存するか、 手持ちの充電器を買い替える前提があるか、といった形で確かめられます。
iPhone 17 Proより前のiPhoneを持っている人
違いは機種によって変わるため、この記事の表だけでは判断できません。スマホクラーベの比較ページで、今使っているiPhoneと18 Pro・17 Proの3台を並べて見るのがおすすめです。
型落ちのiPhone 17 Proを選ぶときに確認すること
- 容量:17 Proは1TBまでです(17 Pro Maxは2TBまで)
- 充電器:20分で最大50%になるのは、40W以上のアダプタを使った場合です
- 価格と販売状況:時期や販売店で変わります。購入するときに販売店の表示を確認してください
- OSのアップデート:Appleはサポート期間を年数で公表していません。いつまで使えるかを、この記事では推測しません
スマホクラーベで並べて比べる
- iPhone 18 Pro と iPhone 17 Pro を比較する
- iPhone 18 Pro Max と iPhone 17 Pro Max を比較する
- 機種ごとの詳細:iPhone 18 Pro/iPhone 17 Pro/iPhone 18 Pro Max/iPhone 17 Pro Max
- 望遠の倍率でほかの機種と比べる:スマホ最大光学ズーム倍率ランキング
比較表の「—」は「非対応」ではありません
比較表で「—」と表示される項目は、情報を確認できていない(未確認)という意味で、その機能がないという意味ではありません。
この2世代を並べると、メモリ(RAM)と電池容量(mAh)は18 Pro側が「—」になります。 Appleがこの2項目を技術仕様で公表していないためで、18 Proにメモリや電池がない、という意味ではありません。
17 Pro側にはスマホクラーベの登録データとして数値が入っていますが、これはApple公式の技術仕様で確認した値ではありません。 Appleが公表していない項目なので、公式以外の情報にもとづく値として登録しています。メーカーが公表していないこととスマホクラーベが確認できていないことも、同じではありません。 この2項目については、新旧どちらの数値も比較の決め手にしないでください。
可変絞りについても、比較表の「メインF値」の行には18 Proのいちばん小さい値(ƒ/1.48)が入ります。絞りを4段階に変えられること自体は、比較表の数値だけでは分かりません。この記事の表と合わせて見てください。
まとめ
- iPhone 18 Proと17 Proの主な違いは、チップ、メインカメラの可変絞り、有線急速充電の条件、電池の持ち、重量、容量の上限(Pro同士のみ)
- 画面サイズ、望遠・超広角カメラの画素数・焦点距離・絞り値、前面カメラの画素数・絞り値、 SIMの構成、ワイヤレス充電、耐水・防塵、USB-C、ビデオの最大解像度(4K)は同じ。ただしカメラは、仕様表に並ぶ機能の記載が18 Pro側で一部増えている
- 18 Proの「約15分で最大50%」は、可変電圧供給に対応した60W以上のアダプタを使った場合の数字。W数だけでは条件を満たすとは限らない
- 比較表の「—」は未確認の意味で、非対応ではない。18 ProのRAMと電池容量は、Appleが公表していないため「—」になる
- 17 Proからの買い替えは、上の違いのどれを自分が使うかで確かめる。それより前の機種からなら、比較ページで3台を並べて確かめる
参考資料・公式情報
2026年10月29日に確認しました(カメラの各仕様行は2026年10月30日に再確認しています)。 仕様やページの内容は変わることがあります。 本文の数値・表記は、下記のAppleの技術仕様ページの記載によります。
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