Qi・Qi2・Qi2 Readyの違いを整理する
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ワイヤレス充電のスペック欄には「Qi」「Qi2」「Qi2 Ready」といった表記が並びます。 どれも置くだけで充電できる点は同じですが、マグネットが本体に入っているか、対応ケースが必要かという点で中身が違います。 名前が似ているぶん取り違えやすいので、ここで整理します。
まず結論:3つは別のものとして扱う
| 表記 | 本体のマグネット | 対応ケース | 位置合わせ |
|---|---|---|---|
| Qi | なし | 不要 | 自分で合わせる |
| Qi2 | 内蔵している | 不要 | 磁力で吸い付く |
| Qi2 Ready | 内蔵していない | その端末向けの認証済みケースが必要 | 認証済みケースを付ければ磁力で吸い付く |
スマホクラーベでは、この3つを別々の条件として扱っています。 「Qi2 Ready」は本体だけではQi2と同じようには使えないため、Qi2対応とは書きません。
Qi:位置合わせが必要な従来の規格
Qi(チー)はワイヤレス充電の基本となる規格です。 充電器のコイルと本体のコイルが重なる位置に置くと給電が始まります。 マグネットがないため、置き方がずれると充電が始まらなかったり、 充電が途中で止まったりすることがあります。
スタンド型の充電器や、位置を合わせやすい形状のパッドを使うと安定しやすくなります。
Qi2:本体にマグネットが入っている
Qi2は本体側にマグネットを内蔵し、充電器に近づけると磁力で位置が決まる方式です。 置き方を気にせず充電を始められること、 位置ずれによる発熱や充電の中断が起きにくいことが利点です。
マグネットを利用したスタンドやカーマウントなど、 アクセサリーをそのまま取り付けられる点も従来のQiとは異なります。
Qi2 Ready:ケースを付けて初めてQi2相当になる
Qi2 Readyは、本体にはマグネットが入っていないけれども、その端末向けに認証されたケースと組み合わせることで Qi2として使える、という状態を指します。 認証は端末単体ではなく端末とケースの組み合わせに対して行われるため、 「マグネット付きのケースなら何でもよい」というわけではありません。
裏を返すと、ケースを外した状態や、認証されていないケースを付けた状態ではQi2として動作することは保証されません。 この状態でワイヤレス充電できるかどうか、できる場合に何Wまで出るかは 端末側の仕様によります。Qi2 Ready という表記が保証しているのは、 あくまで対応ケースと組み合わせたときにQi2準拠として使えるという点です。
「Qi2 Ready対応」という表記だけを見て 「本体だけでマグネットで吸い付くはず」と考えると、実機で違うということが起こり得ます。どのケースと組み合わせる前提なのかを必ず確認してください。
MagSafe・メーカー独自規格との関係
Appleが採用しているMagSafeも、本体にマグネットを内蔵する方式です。 仕組みは近いものの、Qi2とは別の名称として扱われるため、 スマホクラーベでは別の分類にしています。
また、メーカー独自の高出力ワイヤレス充電を持つ機種もあります。 この場合、そのメーカーの対応充電器を使ったときだけ公称のW数が出て、 汎用のQi充電器では出力が下がることがあります。 「ワイヤレス充電対応」とだけ書かれていても、 どの規格で何Wまで出るかは機種ごとに違うということです。
スペック表を見るときの順番
次の順に確認すると取り違えにくくなります。
- そもそもワイヤレス充電に対応しているか
- 規格はQiか、Qi2か、Qi2 Readyか、独自規格か
- Qi2 Readyなら、その端末向けの認証済みケースが必要であることを踏まえているか
- 最大W数が公表されているか(公表していないメーカーもあります)
W数についてはスマホの急速充電W数の見方で詳しく整理しています。
スマホクラーベでの表示について
収録している機種については、公式情報などで規格を確認できたものを Qi / Qi2 / Qi2 Ready のいずれかに分類しています。 規格が確認できていない機種は、どの分類にも入れずに未確認として扱います。
一覧に出てこないことは「非対応」を意味しません。対応していても当サイトで規格を確認できていない場合があります。
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実際に条件で絞り込んだり、数値順に比べたりできます。
併せて読む
スペックの値はメーカー公式情報を基本に整理しています。詳細はガイド一覧や各機種ページをご確認ください。