microSDを認識しないときに確認すること
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microSDカードを入れても認識されないとき、最初にフォーマットを試すのは避けてください。 フォーマットはカード内のデータを消します。 原因が端末側や挿し方にある場合、消す必要はまったくありません。
ここでは、データを失わない順番で切り分けていきます。
1. その端末がmicroSDに対応しているか
近年はmicroSDスロットを持たない機種が増えています。スロットがない端末は、設定を変えても認識できるようにはなりません。
SIMトレイと一体になっていて分かりにくいこともあります。 トレイの形状を見て、カードを載せる場所があるかを確認してください。
対応が確認できている機種はmicroSD対応スマホから確認できます。
2. カードの容量と規格が端末の対応範囲か
microSDには容量帯ごとに規格が分かれており、端末が対応している上限は機種ごとに違います。 上限を超える容量のカードは、認識されないか正しく動作しないことがあります。
対応する規格や容量の上限は、端末メーカーの仕様表に記載されています。 「大容量なら使えるはず」と推測せず、お使いの機種の公式仕様で確認してください。
3. 物理的な確認
影響が小さく、すぐ戻せる操作から試します。
- カードの向きが正しいか(トレイの刻印を確認)
- トレイがきちんと奥まで入っているか
- 一度取り出して入れ直す
- カードの金属端子に汚れや傷がないか
- 端末を再起動する
取り出す際は、端末側で「取り外し」の操作をしてから抜くと、 データが壊れるリスクを減らせます。
4. カードと端末のどちらに原因があるかを切り分ける
ここが重要な分かれ道です。次のどちらかを試してください。
- そのカードを別の端末やカードリーダーで読めるか
- その端末で別のmicroSDカードを認識するか
結果の読み方は次のとおりです。
- そのカードが別の機器でも読めない→ カード側に原因がある可能性が高い
- その端末が別のカードなら認識する→ 端末のスロットは動作しているため、元のカード側か組み合わせの問題
- その端末が別のカードも認識しない→ 端末側に原因がある可能性が高い
パソコンで読めるなら、この段階で中のデータをコピーしておいてください。 この後の手順に進む前にバックアップがあると安心です。
5. パソコンでは読めるのに端末で認識しない場合
カードの記録形式(ファイルシステム)が、 その端末が扱える形式と違っている可能性があります。 パソコン向けに使っていたカードを、そのままスマホへ差した場合などに起こります。
この場合は端末側でフォーマットし直すことになりますが、 次の項目の注意点を必ず確認してください。
フォーマットは最後の手段として扱う
【注意】フォーマットするとカード内のデータはすべて消えます。写真や動画が入っている場合、実行前にパソコンなどへコピーしてください。 カードが物理的に壊れている場合は、フォーマット自体が失敗することもあります。
また、端末によっては「内部ストレージとして使う」という選択肢があります。 これを選ぶとそのカードはその端末専用になり、 他の機器では読めなくなることがあります。 あとから写真をパソコンへ移したい場合は、選ぶ前に用途を検討してください。
それでも解決しないとき
複数のカードで認識せず、そのカードは他の機器で問題なく読める——という場合、 端末のスロット側に問題がある可能性があります。メーカーのサポートへ相談してください。
中古で購入した端末の場合は、購入時に確認しておきたい点もあります。中古スマホ購入前に確認することもあわせてご覧ください。
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