対応バンド・回線の見方
スマートフォンを購入するとき、「対応バンド」は見落とされがちな項目ですが、 使用するキャリアや地域によって通信品質に大きな差が出ます。 このページでは、対応バンドの基本的な読み方をまとめています。
対応バンドとは
スマートフォンは特定の無線周波数(バンド)を使って通信します。 バンドは「B1」「B3」「n77」のように番号で表され、 キャリアによって使用するバンドが異なります。 スマホが対応していないバンドの電波は受信できないため、 使用するキャリアが重要とする周波数に対応しているかどうかが重要です。
4G(LTE)と5Gの違い
4G(LTE)は現在も国内の広いエリアで利用できる通信規格です。 バンド番号は「B」を頭に付けて表記します(例:B1、B3、B18)。
5Gはより高速・大容量を実現する新世代の規格で、バンド番号は「n」を頭に付けます(例:n77、n78、n79)。 5G対応端末でも、エリアによっては4G通信に切り替わって使用されます。
国内キャリアで重要なバンド
- NTTドコモ:B1・B3・B19・B21 など。B19はプラチナバンドで郊外・屋内での繋がりやすさに重要です。
- au(KDDI):B1・B3・B18・B26 など。B18はプラチナバンドで、B26はB18と互換性があります。
- SoftBank:B1・B3・B8・B11 など。B8はプラチナバンドです。
- 楽天モバイル:B3・n77 が中心です。自社回線エリア外ではau回線ローミングを利用します。
プラチナバンドとは
700〜900MHz帯の周波数は「プラチナバンド」と呼ばれます。 電波の波長が長く、建物の壁や障害物を回り込みやすいため、 屋内・地下・山間部などでの繋がりやすさに優れています。 スマホがプラチナバンドに対応していると、都市部以外でも安定した通信が期待できます。
B18とB26の関係
auが利用するB18(800MHz帯)は、B26と周波数帯域が重なっており、 B26対応端末はB18の電波も受信できます。 そのため、仕様表にB26の記載があればauのプラチナバンドも実質的に利用可能です。 スマホクラーベでは、この互換性を考慮してバンド情報を掲載しています。
5Gバンドの見方
- n77・n78:Sub6帯(3.5〜4.9GHz)で、国内5Gで広く使われています。各キャリアが積極展開中です。
- n79:NTTドコモが利用する4.5GHz帯です。
- n257・n258・n260・n261:ミリ波(mmWave)と呼ばれる超高速帯域です。対応エリアはまだ限定的です。
国内版と海外版の違い
同じ機種でも、国内向けに販売されたモデルと海外向けモデルでは対応バンドが異なる場合があります。 海外版を並行輸入で購入した場合、国内のプラチナバンドに対応していないことがあります。 SIMフリー端末であっても、全キャリアで同じ通信品質が保証されるとは限りません。
スマホクラーベでは、国内販売モデルの情報を中心に掲載しています。
スマホクラーベでのバンド表示について
スマホクラーベでは、各機種の対応バンド一覧を掲載しています。 使用中または乗り換え先のキャリアで重要なバンドをチェックし、 端末との対応を比較するためにご活用ください。